Concept

出雲ハーブプロジェクト

古代出雲は医薬の国でした。733年(天平5)に完成した『出雲國風土記』には薬草に関しての記述が多いことが特徴とされています。出雲國に自生していた草木が100種以上が記され、うち薬草が半分以上を占めています。

当初60余りの風土記があったとされますが、『出雲國風土記』は唯一のほぼ完本で現存していることで知られています。

猛毒であるトリカブトも掲載されいて、当時の医療技術の高さを知ることができます。

古事記の「因幡の白兎」にて火傷したウサギは大国主大神に助けられ、ガマの穂(花粉)で傷を治しています。これは日本の医療発祥とされる神話です。

出雲ハーブプロジェクトは古代から出雲地方に伝わる薬草文化の魅力をお伝えし、出雲の薬草文化を通じて皆様の生活をより豊かにすることを目指しています。

川上 忠宏
Kawakami Tadahiro

1984年⽣まれ。島根県出⾝。公立⿃取環境⼤学環境政策学部で環境について学ぶ。卒業後アースサポート株式会社で建設系廃棄物の営業を担当する。 いずも農業協同組合へ転職後、家業である(株)清松庵に2014年に⼊社。安来市⾜⽴美術館の物産店の運営に従事する。 ⼭陰の観光地を盛り上げるべく、地元の特産品を活かしたセレクトショップを主要観光地に3か所(松江・境港・出雲⼤社)オープンさせる。 2022年、出雲⼤社神⾨通りにて出雲の薬草⽂化を広める拠点としてのカフェThe Gift Izumoをオープン。出雲地⽅の薬草やハーブ、地球環境に配慮した商品展開など企画する。

須田 ひとみ
Suda Hitomi

1974年生まれ。滋賀県出身。築100年の古民家を改装してオープンしたベジカフェまないなの店主。地元食材の野菜料理と自家製ドリンクやスィーツ、身体と地球に優しい雑貨を販売するカフェ&ギャラリーを経営。インバウンドやベジタリアン料理の講演、地域に根差したイベント等を多数企画する。

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